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January 07, 2019

いろは坂のサルじゃねえんだから

 2019年1週目の競馬が終わりました。

 年末年始も忙しく、予想する時間も競馬を見る時間もあまりなかったのですが、とりあえずチョボチョボ馬券買って、適当にハズレました(笑)。

 しょうもない予想も、また時間があるときにやりたいと思います。


 1週目は、いわゆるデム・ルメがいなかったわけですが、いなけりゃいないで、特に問題はありません。

 2人以外が全員特別下手かというとそうでもないわけですから、当然と言えば当然。

 しかし、やっぱり、理解不能というか許しがたい騎乗ぶりというのもありますよね。

 もちろん乗ってる側にも言い訳はあるんでしょうが、見ている方としては、思わず、


「いろは坂のサルじゃねえんだから ちったぁ頭使えよ!」


と言いたくなる気持ちもわかります。


 まあ、これも例の「イニシャルD」のセリフなんで、読んでいない人からは全く共感を得られないと思いますが、読んでいる方ならば、このセリフを言った京一の気持ちがよくわかるんじゃないでしょうか。


 ドラテクはあるけれど、頭が悪い清次が、京一の言うことを聞かずに勝手な早仕掛けをして、ハチロクに敗れ、ブチ切れた京一が清次にビンタした後に言い放った一言がコレ。

 友達にビンタするなよっていうのが一点と、あと、何でここだけなぜかご当地ネタ的な「いろは坂のサル」という言葉が出てくるのかというのもありますが(笑)、非常に印象に残るセリフではあります。

 京一としては、デタラメバトルをした上に、ハチロクにアッサリ敗れた清次に堪忍袋の緒が切れたということなんでしょう。

 競馬に置き換えると、京一のセリフを思わず口走りたい時があります。

 ビンタはしませんけど(笑)、私は心の中で、京一のセリフを言っているときがあります。

 謎の早仕掛け、溜め殺しのタメゴロー、その他見え見えの超スローで最後方待機からの逸走かと思うほどの大外ぶん回しなどなど。


「いろは坂のサルじゃねえんだから ちったぁ頭使えよ!」

ってシーンは結構ありますよね。


 勝負事ですから、毎回うまくは行かないということも頭では理解していますが、感情的には抑えきれないものもある。

 そういうときは、心の中でこのセリフを言いましょう。

 間違っても声に出しては言わないでくださいね(笑)。


 感謝の気持ちの1年にしたいと言いながら、いきなりこの内容ですから、全然新年の誓いが守られていないわけですが、仙人でも聖人君子でもありませんので、ありのままの自分を受け入れたいと思います。

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Comments

競馬悟空さん、ご挨拶が遅くなりましたが、今年もよろしくお願い申し上げます。

同じような気持ちで見ておりました(苦笑)
次があれば勝てると思える内容でも、そこは生き物、勝負事ですからわかりませんからね…一戦一戦を大事にして欲しいものです。

お互いの愛馬達の無事と活躍を祈念して。

Posted by: Rami* | January 07, 2019 01:44 PM

競馬悟空さん、こんばんは^^

まさにブラックバゴの騎乗をそんな思いで見ておりました(;´Д`)
同じように後ろから行った馬が捲って2着になってんだから、4角まで折り合いなどと、体のいい理由つけて、チンタラ追走してんじゃねぇよ!って思わずキレちゃいました(^^ゞ
この馬はホントに鞍上に恵まれません(>_<)

Posted by: レプティリア | January 07, 2019 11:58 PM

Rami*さん、あけましておめでとうございます!コメントありがとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
やっぱりそういう気持ちになることってありますよねえ。謎騎乗の上に変な言い訳されると。。出資者側からすれば1戦1戦大事に乗って欲しいですし、特にチャンスを潰さないようにして欲しいなと祈るばかりです。

Posted by: 競馬悟空 | January 08, 2019 07:48 AM

レプティリアさん、こんにちは!
変な理由つけて、結果何もしないというのは、耐えがたい部分はありますよね。圧倒的な人気馬ならば保守的に乗るのもわかるのですが、多くの騎手が「場」の平穏を乱すのを極端に拒否するというか、ナアナアの猿芝居を見せられている気分になることがあります。だから外国人騎手にいいようにやられてしまうわけで、結局我々も、外国人騎手が乗ってくれるのを祈るしかないですよね。うまい具合に乗ってくれたらいいんですが。。

Posted by: 競馬悟空 | January 08, 2019 07:53 AM

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