満足感のあるレース
昨日の中山記念は個人的には、おもしろくて満足感のあるレースでした。
馬券は買っていないんですが、それでも、レースを見てドキドキしました。
最近は重賞の馬券はほとんど買わないです。
特に中距離以上は、G1であっても買わないことが多いです。
理由はスローや超スローの競馬が多いから。
別にスローの競馬をやってはいけないとか、だから競馬がつまらなくなるなどと言うつもりはありません。
例え5連続敬遠であってもルールはルール。
スローにしてはいけないなどというルールはどこにもないんですから、今はそういう傾向として受け入れるしかありません。
スローが個人的に嫌なのは、スピード指数が基本的に役に立たなくなるからでもあります。
私の使っている西田式スピード指数であれば、スローになった場合の指標として、上がり指数があります。
しかし、上がり指数はあくまで上がり指数であって、スピード指数ではありません。
スピード指数を「補完」する位置づけのものであって、スピード指数そのものではない。
スローになると、やはりスピード指数本体の正確性は大きく減じられるので、ススローペースが個人的には嫌いです。
昨日の中山記念がおもしろいと感じたのは、やはりマルターズアポジーの存在が大きいです。
どうしてもラップに注目しますよね。
1000m通過が58秒2で、これだとさすがに厳しいかと思いますが、そいう厳しいペースで力を発揮してきた馬だけに油断はできない。
それがわかっているからこそ、2着馬も早めに潰しに行きましたが、最後に後ろからやられてしまう。
色々なドラマがレースの中にあっておもしろいなと感じました。
マルターズアポジーのような逃げ馬は減ってしまって、次にいつこのレベルの逃げ馬が生産されるのかは未知数です。
育てる側や厩舎側からしたら、逃げ馬を作ったところで何の得にもなりませんから、作りたいと思う人もいないでしょう。
強いと思っている馬ならば、なおさら逃げたくないし、逃げ馬にしたくない。逃げを経験させることすら避けたいというパターンも多いです。
見え見えのドスローで先頭の譲り合い(笑)というシーンを何度見たことか。
スロー全盛の時代から競馬を始めた人であれば、スローの展開でもおもしろいと思うのかもしれませんが、私はやっぱり「展開」も含めて競馬を楽しみたいですね。
そういう意味では、最近の3歳オープンのレースの異常な小頭数も、やはり喜ばしくないと思います。
もうちょっと頭数揃ってほしいなあと思っています。
小頭数すぎると、単純に馬券的な旨味を感じなくなってしまいます。
実際はそれでも旨味はあるんでしょうが、高額配当の「夢」が見られなくなるので、自然と馬券購入を避けますし、売り上げも減るでしょう。
ただ、大事な馬を勝負にならないレースで使いたくないということも当然にあるでしょう。
同じ3歳でも実力差が大きくなってくると、色々と「競馬番組」を維持するのも難しくなってくるんだろうなあと思いました。
Comments
競馬悟空さん、こんばんは^^
ホントそうですよね~(*´Д`)
僕も中山記念は見ごたえのあるレースだと思いました(^^♪
ラッキーライラックに勝ってもらいたいと思いましたが、ウインブライトはステゴらしいレースぶりでした(^^ゞ
ああいうレースが増えたらもっとステゴ産駒は勝つでしょうね。
オルフェがイマイチ伸びないのはそのへんにあるのかもしれません。
こうなったのはサンデーとノーザンの隆盛が大きな要因でしょう。
最近の少頭数なんかはそれに尽きると思います。
Posted by: レプティリア | February 28, 2019 11:36 PM
レプティリアさん、こんにちは!
確かに、もっと流れるレースが増えれば、オルフェ産駒もさらに活躍する可能性がありそうですよね。勝ったウインブライトもラッキーライラックも力を見せたレースで、見ている方としては、気分が盛り上がりました。ノーザン隆盛で、勝ち目がないなら出ないほうがいいという感じで、記念受験組が減った感じはします。でも、一生に一度のクラシックですから、記念受験でもいいから、積極的にさんして、フルゲートになればいいのになあと思います。
Posted by: 競馬悟空 | March 01, 2019 12:22 PM