マンドリルの恐怖
今日はキャロットの結果は出ないものの、どの馬がどのレベルで抽選になったのかが判明する日。
なんだか少し緊張しますね。
緊張と言えば、マンドリル(ドラクエ2の話です。)に遭遇したときに緊張感も半端ではないです。
主人公のローレシアの王子がサマルトリアの王子を仲間にして、ムーンペタに行く途中に出会う可能性が高いです。
そこで運よく出会わなかったとしても、その後ムーンペタの周りやムーンブルクの辺りをウロウロしていると、ぞろぞろマンドリルが出てきてしまいます。
ドラクエ2(ファミコン版)のマンドリルは強すぎました。
攻撃力48という完全にバランスの崩れた強すぎる設定。
私も大人になってから知ったのですが、この頃のゲームは「簡単にクリアされてはいけない」というのがあって、ドラクエ2は特に難しい設定にされていたのだとか。
ドラクエ2の場合は、サマルトリアの王子になかなか出会えないとか、あとは有名なラゴスとかロンダルキア、嵌る場面は人によって違うのですが、ほぼ全員がどこかで絶望的な嵌りに陥るはずです。
昔は選べるほどソフトの本数がなく、買ったソフトは意地でも遊ばなければいけないという世の中でした。
今のように無料で遊べて、気に入ったら課金してお金を払うというわけではない。
パッケージと、せいぜいゲーム雑誌の情報ですべてを判断し、賭けなければいけないわけです。
だから私のように発売日に店に並んで「バンゲリングベイ」を買ってしまう悲劇的な人もいたわけです(笑)。
ドラクエ2はマンドリルの設定をはじめ、色々と「わざと」バランスが崩れていたのですが、そのバランスの崩れも「ゆらぎ」と言ったらいいのでしょうか、ゲーム全体が明らかな「傑作」だったので、皆努力してクリアしたわけです。
マンドリルの話に戻るんですが、ムーンペタ周辺でマンドリルに出会ったときのショックって、一口で初めて高額馬に出資してそれがダメっぽいと分かったときのショックにちょっと似ているなと思いました。
なんというか、突っ込みすぎた!という感覚ですかね。
まだ俺には私には早かった!という後悔でしょうか。
もっと経験を積んでからにすればよかったとか、色々後悔するかもしれない。
でもいつかはそこに進まないといけないかもしれない。
まあ、一口の場合は永久にリーズナブルな価格の馬に出資し続けても問題ないんですけど、超良血馬に対する憧れは誰もが持っていそうなものですし。
マンドリルが4匹出てきてあっという間に全滅の憂き目を見て、後悔する。
慎重派の人だとリリザ周辺でもう一回経験値を稼ごうとするのかもしれません。
チャレンジャーならば、全滅覚悟でもう一度ローレシアの王子とサマルトリアの王子でムーンペタに向かうのでしょう。
そして、無事にムーンペタに着き、ムーンブルクで王女を助け仲間にし、これで3人そろった、もう何も怖くない!
と思った瞬間にまたマンドリルが現れ真っ先にムーンブルクの王女が死亡(笑)。
まあだいたいここまではお約束でしょう。
でも、最終的には進まないといけないです。
次なるステージに向かって。
ディープ産駒がいなくなって、1億以上の募集馬は少なくなりましたが、ノーザンFの生産馬全体の価格は上がり続けています。
最初はなかなか踏み出せなかった人でも、いつかはもうランク上の価格帯のお馬さんにチャレンジすることになるかもしれません。
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