ブリーフ団は無能
新人の今村聖奈騎手がテイエムスパーダで重賞を勝ちました。
それ自体は素晴らしいことですけど、48kgで3馬身半差、2着馬と千二で0.6秒差ですよね。
スピード指数で言えば、2着馬と8.4差があったことになります。
これはもう、JRAのハンデキャッパーが無能と言われても仕方ないでしょう。
そもそも千二の重賞でこんなに差がつくこと自体おかしいですし、サクラバクシンオーじゃないんだから。
「エガちゃんねる」をよく見るんですけど、マクドナルドの回とかコンビニの回で、アシスタントであるブリーフ団が、エガちゃんが食べるべき商品をピックアップしますよね。
そんで、エガちゃんが食べて、イマイチとか、不味いとかってなるわけですが、だいたいその後視聴者から「ブリーフ団は無能」、「ブリーフ団のチョイスが悪かった」っていう話になります。
そういうノリで、私も「JRAハンデキャッパーは無能」と言いたいですね(笑)。
私が習った教科書?によると、ハンデで48kg背負う馬は、「基本的には出るだけで勝つ可能性はゼロに近い馬」と書いてあった気がします。
それが3馬身半つけて勝っちゃうんですから、どう考えても無能でしょう。
2着の川田騎手の「9kg差で」っていうコメントも、暗に皮肉を込めているんじゃないかなと思ってしまいます。
どうしても新人女性騎手に重賞を勝たせたかったJRAの陰謀だ!っていう人が出てくる可能性もありますし、そうすると勝った今村騎手の事績もなんとなくお膳立てしてもらったように感じる人もいるかもしれない。
責任者は荷物まとめて田舎に帰っていただきたい。シャアのように。
というのが一つの考え方で、もう一つは、今村騎手が有能過ぎた、素質がありすぎたっていうことなのかもしれません。
たまたま、グリーンチャンネルのターフトピックスで、今村騎手がテイエムスパーダについてコメントするところを見たんですが、話している内容がとても新人とは思えない。
内容のある、非常にしっかりした内容でした。
相手が知りたい内容を的確に伝えていました。
相手が知りたい内容を的確に伝えるためには、馬の状態や自分の立場を正確に理解し、なおかつ、それをわかりやすい言葉で伝えなくてはいけません。
そう考えると、今村騎手は競馬をよく理解しているんだろうと思えます。
結果として、今村騎手の能力がJRAハンデキャッパーに恥をかかせたのかもしれません。
「JRAハンデキャッパーは無能」とか、「JRAの陰謀なんだよ!」とかいうのはつまらないので、私はこの後者の説をとりたいと思っています。
その昔の牧原騎手は有能ではあったが、時代がついていかなかった。
現在もいる藤田騎手は、マスコミが無駄に消費した。
ここにきての今村騎手の登場は、あきっぽい(無能の)マスコミがあんまり寄ってこなかったのも良かったのかもしれません。
私自身、出資馬のクラリティスケール で負けはしたものの2着にもってきてもらって、並ではないと思っていました。
今村騎手が重賞勝った後でこういうことを言うと、「私もそう思っていたところだ」っていう劉備のような感じになってしまいますが(笑)、本当のことなんで仕方ないです。
とにかく、楽しみな騎手が登場したと思います。
昔ウイニングポストで夢見た世界が本当に来るといいなと思います。
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