一口馬主の金言その1(一部アーカイブ)
金言とかよくわかんないこと書いていたのは、もう13年も前になるんですね。
でも今読んだら、やっぱり13年経っても大事なことはあんまり変わっていないかも。
やっぱり種牡馬は大事なんですね。
例えば、2015年産以降のクラブ馬で重賞勝ちした馬は175頭いるんですが、そのうち、社台SSと関係ない種牡馬の産駒はたった21頭。
13%しかいません。
そのうち7頭が外国種牡馬の産駒ですから、純粋な日本の種牡馬だと16頭。
社台SS以外の純粋日本種牡馬で重賞を勝ったのは約9%しかいない。
クラブ馬の重賞勝ち馬のおよそ87%が社台SSの種牡馬の産駒です。
2015年産から、現3歳の2021年産のクラブ馬の総数はおよそ5,600頭。
単純計算すると、社台SS以外の日本種牡馬で重賞馬を引く確率は、16/5600=約0.3%。
社台SSの種牡馬だと、154/5600=約2.8%。
どっちにしても重賞勝ち馬を引くことは容易ではないわけですが、社台SSの種牡馬以外だとより一層難しい。
百歩離れたところから、地面に突き立てた鉾の先に弓矢を当てるくらい難しいことです。
逆に言えば、それを達成されている方は、もうほぼ呂布ということ。素晴らしい。
社台SSの種牡馬以外で目立つのは、やっぱり、ゴールドシップでしょうねえ。
2015年産以降の16頭のうち4頭がゴールドシップ産駒。
あとは、シニスターミニスター、ヘニーヒューズ、マジェスティックウォリアーのダート種牡馬の産駒が各2頭ずつ。
バゴ、アイルハヴアナザー、トーセンラー、ダノンバラード、ブラックタイド、リオンディーズ、が各1頭。
こう考えると、社台SSの種馬、要するに、リーディング上位の種牡馬以外で重賞レベルの馬を引くのがどれだけ難しいことかわかります。
そんなことを考えながら、13年前を振り返ってみましょう。
こんな種牡馬の時代あったよなあ~と懐かしく感じるかも。
一口馬主の金言その1
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