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July 11, 2025

なんだかなあ

 日本人ファーストとか、なめられてたまるか、とか、運がいいとか、いろんな語録が世の中で飛び出していますが、やっぱりこの中で私が取り上げたいのは、日本人ファーストですね。

 といっても、政治を語るつもりは一切なく、やはり馬の話。

 同じようなことが、30年以上前に、馬の世界でもあったよなあと思いだしますね。

 いわゆるマル外旋風という風が吹き荒れた。

 本当に突風でした。

 日本で一番最初のマル外旋風はマルゼンスキーですが、その頃は競馬やってませんでしたし、私がマル外旋風を感じたのは、関西馬旋風が吹き荒れていた1992年ごろ。

 やっぱり、マル外というと、今でもヒシマサルの印象が大きいですね。

 一時はミホノブルボンより強いとかって言われていたわけですから。

 今となっては想像もつかないぐらい、マル外は差別的な扱いでしたから、差別すればするほど、何か脅威を感じていたというのはあるでしょう。

 日本馬ファーストであの時は良かったのかもしれない。

 日本の競馬が破壊されると皆恐れていましたが、数年後に始まるサンデー旋風で日本競馬のすべてが変わるということはまだ誰も予想していなかった。

 結局、あのときマル外を自由化していたとしても、大して変わらなかったのかもしれないですね。

 たられば言っても仕方ないですが、そのようなIFの世界はゲームで楽しめばよいでしょう。

 

 厩舎も変わったなあと思います。

 厩舎と騎手の結びつきとか、ごく一部を除いてなくなりました。

 所属っていうことで、優先して乗りましょう、乗せましょうという関係性はほぼなくなった。

 騎手は徒弟制度から個人事業主に変貌した感じです。

 競争社会だから、厩舎にしても、騎手にしても、差がつくのは仕方がない。

 厩舎の中にも「なんだかなあ」っていう厩舎がありますよね。正直。

 昔はそれを、NG厩舎とか、私は論外厩舎とか呼んでいましたが、失礼なので今は、「なんだかなあ」ってことにしておきたい。

 なんだかなあは、なんだかなあ、なんですよね。

 何言ってるのかよくわからないのですが、詰めが甘いというのもあるし、そもそもまともな騎手が乗ってくれない。

 なんだかなあ厩舎の馬には、なんだかなあ騎手が乗るってことですよね。

 昔は、所属なのになんで乗せてやらないんだ!と私も腹を立てていたこともありましたが、真実を知ると、下手すぎて乗せられないっていうのもあるんですよね。

 人馬ともに危険、最悪の場合、deathという事態も発生し得るスポーツでありこうぎょうでもあるわけでして、そのような最悪の事態が起きないようにすべての人が配慮しないといけない。

 そうなると、どうしても乗せられないってことになるわけです。

 その辺は、もう今の時代は割り切れている人も多くて、ダメなら次の職業っていう人も増えてきましたし、私もその方がいいと思っています。

 人間、向き不向きがありますし、全員がスターになれるわけでもない。

 

 話ズレちゃいましたが、調教師に向かない人も中にはいるんでしょうね。

 薬物とか暴力とかそういうのはそれこそ論外として、そのような犯罪行為の話ではなく。

 なんかの間違いとは言わないものの、なぜかそのような、なんだかなあの厩舎に所属してしまうクラブ馬がいます。

 なんだかなあは、本当になんだかなあ、なんですよね。

 説明のしようがないので、自分で経験してもらうほかないんですが、回避方法は、基本的には成績的にあまりにも下位に陣取っているところは避けるということになるでしょう。

 ドラクエ3の「あそびにん」を想像してもらうといいと思います。

 あそびにんって、ちゃんと使った人、実は多くないと思うんですが、本当にレベルが上がれば上がるほど役に立たなくなっていく。

 びっくりするほと役に立たない。

 あの時代に、こんな無駄なキャラを作ったというのもすごいと思うし、また、その役立たずをLv20まで育てれば、一気に賢者というヒーローに転職できるというもすごかった。

 なんだかなあ厩舎は、ドラクエ3のあそびにんを想像するとしっくりくるかもしれない。

 馬が上に行けば行くほど、役に立たなくなっていくというか。

 下級条件ではそれなりにやれても、上級条件に行くと途端になんだかなあになってしまうというか。

 そこが馬のせいなのかヒトのせいなのか、よくわからないのが難しいところです。

 厩舎で迷った場合で、なんだかなあっていう厩舎の場合は、出資するかどうか迷っているのであれば、この言葉を思い出すのが良いでしょう。

 

「あそびにんは ほんとうに やくたたずだ。 つれていきたいなら じゅうぶん つよくなってから しゃれのつもりで なかまにしろ。」

 

 以上です。

 

 

 

 

 

 

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Comments

懐かしいですね~

自分の頃は、エルコンドルパサー、クロフネとかでしたね。(クロフネの年が外国産馬クラシック出走出きる元年だったような!?)

確か、今も父内国産手当はありますよね!?
馬の手当を見てついていた記憶が。

昔、NFの友達は調教師=厩務員(スタッフ)
だと言っていました!

やはり上位調教師の厩舎はスタッフのレベルが高いと言っていたのを思い出しました~

Posted by: 松 | July 12, 2025 02:07 AM

松さん、こんにちは。
マル外って、何か憧れだった時代がありました。外車なんて呼ばれたりして。懐かしいですよね。父内国産限定の重賞もありましたよね。
スタッフは、基本的には調教師側が選べないというのが、非常に難しいところですね。実際に馬に触れる人が一番大切なんでしょうね。

Posted by: 競馬悟空 | July 14, 2025 12:32 AM

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