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November 02, 2015

種牡馬の簡易なランク付け(その2)

 前回の続きです。
 前回は牡馬についてでしたが、今回は牝馬についてです。

Kachiagari_hinba_2015

 まずは、リーディング順に並べた表です。表を見ると、牝馬はハーツクライが一番勝ち上がりコストが低くなります。ハーツクライの牝馬からは、ヌーヴォレコルトを除いて、あまり大物は出ていませんし、クラブ馬からもいまだに1億円到達馬も出ていません。
 しかし、勝ち上がりという点に関しては非常に優秀で、クズが出にくいというのは大きな特徴でしょう。


 種牡馬間を比較するには、指数で比較したほうがよいので、リーディング順ではなく、指数順に並び替えます。

Kachiagari_hinba_shisu_2015

 牝馬は、1位はやはりディープインパクトです。まあジェンティルドンナがいますし、当然と言えば当然の結果です。価格は高いものの、勝ち上がりも良く、長打もあって、回収率も高いのですから、1位になるのも当然です。

 2位はスペシャルウィーク。ブエナビスタとシーザリオを出していますし、これも納得です。ただ、残念ながら、今後は社台G生産馬の募集はほとんどないでしょうし、出資すること自体が難しくなりそうです。

 3位はハーツクライです。先ほども言いましたが、長打はないのですが、とにかく安定しています。ドカンと一発ということは少ないかもしれませんが、低リスクで楽しみたいのであればいいですよね。

 4位につけたのは、牡馬ではビリのほうに近かったファルブラヴです。牡馬と牝馬でこれだけ違う種牡馬っていうのも驚きますね。牡馬は平均するとデータ的に厳しいですが、牝馬は安定感があります。突き抜けるような活躍馬はいないものの、3勝、4勝する馬は結構いて、データ的には楽しめる種牡馬です。

 5位につけるのは、こちらもやや意外なシンボリクリスエス。牡馬のほうが圧倒的に成績が良いのは確かですが、牝馬同士で比べれば、実はそんなに悪くもないです。タフな馬が多く、長い期間活躍してくれる馬が多いのも、今回のように過去全世代で比較した場合に有利になっていると考えられますが、いずれにしても一般的な印象ほどは悪くありません。結局のところ、一口では皆大きいところを目指したくなるので、そうするとどうしても相対的に順位が下がってしまうのでしょうね。もし、自分自身が馬主で丸ごと1頭買うのであれば、シンボリクリスエスの牝馬はそこそこお買い得なのかもしれません。

 以下、キンカメやステイゴールドなどは、あまり高い指数にならないんですよね。勝ち上がり率が高くないですし、当たり外れが大きいということでしょう。

 下位のほうに目を移します。
 残念ながら、逆2冠に輝いてしまったのはコンデュイットでした。
 前回言ったように、世代数が少ない種牡馬はデータ上不利になるので、そこは考慮したいところではあります。しかし、それでも同じ世代数のマツリダゴッホや1世代のみのハービンジャーよりも下ですから、あまり言い訳できる余地がないですね。まあ、出資する立場からしたら、よくよく考えて、よっぽどの自信がない限りは手を出さないほうが良さそうです。

 下から2番目のチチカステナンゴは、まあ納得ですね。もう出資することもできないですが、後は残った世代のこれからの活躍を祈るのみです。

 ハービンジャーは、まだデータが1世代しかない種牡馬ですから、この順位も仕方ないですね。牝馬としては、勝ち上がり率は悪い方ではありません。でも牡馬か牝馬かとなったら、牡馬のほうが良さそうですね。

 マツリダゴッホも、まだ2世代しかデータがないですから、仕方ない部分が多いです。今のところ強気にはなれませんが、もう少し様子を見たいです。

 ここより上の、ネオユニヴァース、マンハッタンカフェ、ゼンノロブロイ、ゴールドアリュールの各牝馬は、それぞれ一癖ある感じのデータですね。勝ち上がりが妙に低かったりする種牡馬もいますし、種牡馬の名前だけでは買う要素が少ない感じです。マンハッタンカフェは回収率は高いですが、とにかく勝ち上がり率が低く、当たり外れが大きいイメージですね。


 こうして見ると、結論としては面白くないですが、牝馬はやっぱりディープなのかなと思います。データにも正直に現れていますし、逆らう要素がないですね。

 前回も言いましたが、あくまで、クラブ馬に限った、大雑把な表です。
 これだけで何か確定的なものが言えるわけでもないですし、個別の馬そのものが大事であることは言うまでもありません。
 データを考慮しつつ、最後は自分自身の判断が重要ですね。

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October 30, 2015

種牡馬の簡易なランク付け(その1)

 現在の種牡馬の中では、サンデー系の種牡馬とキンカメ産駒が圧倒的な存在感を見せています。

 ディープやキンカメが良い種牡馬だということは異論はないのですが、産駒の価格が高騰していたり、クラブ馬の場合はそもそも人気になりすぎて手が出ないということもあります。
 ディープ、キンカメ以外でも、意外とお得な種牡馬はいないだろうかと、ちょっとだけ、また、大雑把に考えてみました。

Kachiagari_boba_2015

 この表は、2012年産(現3歳)までのクラブ馬の牡馬を種牡馬別に集計したものです。
 一応、今年のリーディングの順位で上から並んでいるはずです。
 「産駒初年度」は、その種牡馬の産駒が最初に産まれた年度を表しています。
 勝ち上がり率から平均回収率までは、今更説明の必要もないでしょう、いつものやつです。

 「勝ち上がりコスト」というのは、私が今勝手に作った指標ですが、「平均募集価格」を「勝ち上がり率」で除したものです。
 勝ち上がり率は高いに越したことはないのですが、基本的には、リーディング上位の種牡馬の産駒、募集価格の高い産駒が「勝ち上がり率」も高くなっています。
 ただし、1億円のディープ産駒の1勝と、1,000万円のマイナー種牡馬の産駒の1勝を同じように比較するわけにもいきません。なぜかと言うと、1億円のディープ産駒は1勝で終わったら大損です。一方で、1,000万円のマイナー種牡馬の産駒の場合は、1勝で終わったとしてもほんの少しの損で済む可能性があります。
 勝ち上がり率が高いからといって、ディープ産駒が必ずしも「お得」とはならないわけです。

 そこで、「平均募集価格」を「勝ち上がり率」で除して、「勝ち上がりコスト」を求めました。
 これは、当該種牡馬で1勝以上を挙げるために必要となるコストの平均値(単位:万円)です。

 例えば、ネオユニヴァース産駒の牡馬だったとしたら、平均募集価格が約2,800万円で、勝ち上がり率が52%です。2,800万円÷52%=5,700万円となります。
 つまり、勝ち上がり率が52%ということは、だいたい2頭に1頭勝ち上がる。なので、平均募集価格の馬を2頭買えば、平均すればそのうち1頭は1勝するだろうということです。
 数字自体にはあまり意味はありません。数値を種牡馬間で比較したいためだけにある数字だと思ってください。

 この数字は「コスト」ですから、低い金額のほうが良いわけです。
 そうすると、実はゴールドアリュールが3,524万円で1位になります。ゴールドアリュール産駒の牡馬は、安めの金額設定の割には、中央で勝ち上がってくれる可能性も高く、「1勝」を目指すならお買い得な種牡馬だと言えます。あくまで「1勝」です。2勝以上した場合のこととかは、この数字にはまったく反映されていません。
 その証拠に、ディープやキンカメはもの凄く勝ち上がりコストが高くなります。そもそもディープやキンカメの牡馬の場合は、1勝で終わってしまったら大損なわけですから、コストが高くつくのは当然です。ディープ・キンカメはあくまで長打を目指す種牡馬ですね。

 「勝ち上がりコスト」を出しましたが、これ自体はあまり意味はないですね。だって、1勝すればいいってわけじゃないですから。ほとんどの場合、1勝馬だと損で終わってしまいます。場合によっては、維持費がかさんで未勝利馬よりも損が膨らむこともあります。

 ということで、勝ち上がりコストに回収率を反映させた「指数」を出しました。これは、「勝ち上がり率×回収率×100」という値です。
 単純に、回収率と勝ち上がり率を乗じて、勝ち上がりと回収率の両方を反映させた数値としました。最後に100を乗じているのは、単に数字として見やすくするためで、何らの意味もありません。

 最終的には、回収率が高い種牡馬が好ましいです。
 ただし、あまりにも勝ち上がり率が悪かったりすると、運よく当たりを引き当てることができればよいですが、そうでない場合は一敗地にまみれることになります。その辺を考慮した指数ということです。

 この指数は、単純に、値が高ければ、「勝ち上がり率高く」、かつ、「回収率が高い」ということになるので、高ければ高いほど良いです。低いと、勝ち上がりも多くないし、勝ち上がった中からも上級条件に進む馬がほとんどいないということを意味します。

 以下で、指数の高い順に表を並べ替えてみました。

Kachiagari_boba_shisu_2015

 この指数の値も、数字そのものにはあまり意味はありません。勝ち上がり率が50%で回収率が100%だったら、指数は50になります。勝ち上がり率が50%で回収率も50%だったら、指数は25になります。
 この値も、数字そのものよりも、種牡馬間の比較のための数値と思っていただいた方がしっくりくると思います。

 指数の最上位に来るのは、ゴールドアリュールです。募集価格も安めの馬が多く、勝ち上がり率も50%は超えていて、さらに、エスポワールシチーなどの超大物も出る可能性があるという、一口にとってはこれ以上ない種牡馬と言えるでしょう。にもかかわらず、そんなに募集時に人気になることはないですから、より一層お買い得な種牡馬と言えそうですね。

 次がステイゴールドです。オルフェーヴルのような超大物も出ますし、勝ち上がり率も実は悪くない。ただ、問題は、この表だと平均募集価格が2,315万円になっていますが、もうこんな値段ではステイゴールドの牡馬を買うことはできないという点です。活躍馬が増えるにつれて、産駒の価格も高騰してしまいましたから、ステイゴールドについては、この指数を鵜呑みにはしないほうがよいと思います。それでも、いい種牡馬には違いないです。

 ハーツクライも、同様に産駒の価格が高くなってきていますので、実際はもうちょっとコストパフォーマンスは低いかもしれないですね。

 シンボリクリスエスも頑張っていますね。エピファネイアを出している割には、常に産駒の評価は高くないので、人気の盲点になることもあります。この指数の順位からするともっと見直されても良いのかもしれません。

 その後に続くのが、ディープ、キンカメです。ディープは勝ち上がり率は高いですが、その分産駒の平均募集価格も高いので、思ったほど指数は伸びません。でも、かなり高い確率で勝ち上がってくれて、なおかつ、G1馬も出てくるわけですから、安心感はありますよね。
 キンカメも、隙がない種牡馬ですね。牡馬は安心して買えます。


 ディープ、キンカメより下はちょっと差がある感じでしょうか。中庸な種牡馬は飛ばして、下位争いに目を移してみましょう。

 ここで、一つ注意事項ですが、世代数が少ない種牡馬は、不利な指数が出ます。
 世代数が少ない種牡馬、例えばハービンジャーは、2012年産の1世代しかいませんので、回収率が極端に低くなってしまいます。この先、古馬になってから稼ぐ予定の賞金がまだ反映されていないわけですから、他の古馬を多数抱える種牡馬に対して圧倒的に不利な立場になります。
 その点はご注意ください。

 その熾烈な下位争いなんですが、私は、有名種牡馬の中では、圧倒的にチチカステナンゴが最下位なのかと思っていましたが、違いました。
 度肝を抜くような成績だったのは、コンデュイットでした。
 もちろん、先ほど言ったように、コンデュイットは2世代しかデータのない種牡馬ですから、不利なのは明らかで、指数が低くなるのは当然のことです。
 しかし、それにしても、この勝ち上がり率と平均獲得賞金は尋常ではないですね。同じ年に種牡馬デビューしたマツリダゴッホと比較すればよくわかります。
 もう残りの世代も少ないですが、よっぽどの自信がない限りは手を出さないほうが賢明でしょう。

 もう一頭、こちらは世代数が多い割に勝ち上がり率が極端に低いです。ファルブラヴです。
 ファルブラヴの牡馬(セン馬含む)からは、トランスワープのように重賞勝ち馬も出ているのですが、産駒全体を平均すると、とても手が出る種牡馬ではありません。コンデュイットと違って8世代も産駒がいるにもかかわらずこの数値ですから、より一層危険と言えなくもないです。こちらも、自信がないのであれば無理に手を出さないほうがよいでしょう。

 チチカステナンゴは、この表の挙げた種牡馬の中では下から3番目でした。もう産駒がデビューすることもありませんので、今更振り返っても仕方ありませんが、とにかく輸入種牡馬は外れると怖いということだけが心に強く残ります。

 そして、その次がゼンノロブロイ。先日、クラブ馬の牡馬として初めてリアファルが重賞を勝ちました。ただ、それをもってしても、今までの負の遺産と言うか、募集価格が高い割に上級条件に進む馬が少ないという現実をひっくり返すまでには至っていません。何せ、1世代しか産駒がいないハービンジャーに負けてしまっていますからね。

 ハービンジャーは、少なくとも、ゼンノロブロイよりは上の位置づけで良いと思います。これから世代数が増えてくれば、最終的には、この表の真ん中よりも上に行きそうです。
 この表を見る限り、もう少しハービンジャーの牡馬の値が下がってきたら、面白いかなと思えます。


 最初に言いましたが、あくまで、クラブ馬の牡馬に限った、大雑把な表です。
 これだけで何か確定的なものが言えるわけでもないですし、個別の馬そのものが大事であることは言うまでもありません。
 それでも、あまりにも期待値が低そうなところには、自信がないならば行かないほうがいいのかなとも思います。


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April 17, 2014

スペシャルウィークの実力2014

 今日は残っている種牡馬の実力2014でまだ取り上げていない種牡馬の中では、まだ活躍の余地がありそうなスペシャルウィークについてです。

 前回のジャングルポケットの実力2014でもそうでしたが、クラブ別は重要性が乏しいので集計していません。また、価格別のデータは全牧場生産馬が対象となっています。


1.全馬
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 全体で見ると、回収率はそこそこ、打率は良いほうで、長打は最近は少なくなってきているという感じでしょうか。ブエナビスタが集計データから外れたので、データにインパクトがなくなった感じですが、むしろこれが本来の実力に近いということでしょう。

 牡馬も長打は2007年産のゴルトブリッツ以来でていませんし、牝馬もブエナビスタ以降はそこそこ走っているものの、長打はないです。

 アピールポイントは三振率が非常に低いことでしょう。牡馬も低めではありますが、牝馬は今まで見てきた中では一番低くなっています。

 それから、理由はわかりませんが、とにかく関西馬が優勢です。関東と関西で無視できないほどの差が開いているのが特徴となります。


2.社台G
Spe_shadaig

 社台G生産馬だけで見ても、特に大きな変化はないです。そういう意味では、非常に安定しているというか、突然の一発はあるかもしれませんが、基本的には、どういう配合であってもそれなりに対応できる種牡馬ということなのでしょう。
 社台G生産馬の場合は、関東馬は特に面白味のない成績になってしまっています。


3.その他
Spe_sonota

 社台G以外の生産馬についても、特に全体と大きく変わる部分はないです。


4.社台G牧場別
Spe_shadai_bokujoubetsu

 社台G内部の牧場別に見ると、ブエナビスタがデータから外れても、まだゴルトブリッツがいるため、ノーザンFが良く見えます。ただゴルトブリッツの成績に引っ張られている感じで、牝馬のほうはノーザンFが一転して悪くなってしまっています。まあ、この辺はデータの取り方の誤差というか、実際ブエナビスタのような馬が出ているわけですから、ノーザンFの牝馬の成績が悪いということにはならないと思います。

 ただし、牡馬は全体として低調です。牡馬は見栄えがするため値段が高い馬も多かったので、回収率とかで考えるとあまりお得感はなくなっています。
 牝馬はノーザンF以外はどれも回収率が100%を超えています。値段が牡馬に比べて安い馬が多いというのもあって、長打は出ないものの、そこそこ楽しめそうな馬もいるという感じでしょう。


5.体重別

体重別牡馬
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 体重別の牡馬ですが、小さい馬というのはほとんどいないですね。基本大きめの馬が多いと思います。スペシャルウィークの牡馬の場合、450kg台でも少し小さい印象ですね。かといって、大きければ良いかというと、大きすぎるのもちょっと難しい感じです。クラブ馬に限らず、過去の活躍馬のほとんどが出走時平均470kg台~510kg台ですので、このあたりが一番安心できるところでしょう。基本的には小さい馬はほとんどいないので、大きくなり過ぎなければ良いという感じでしょうか。


体重別牝馬
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 牝馬のほうは、牡馬ほど大きめの馬はいませんが、それでも小さすぎるのはやはり良くなさそうです。出走時平均が440kg台以上だと、成績的にも安定してくる感じです。牡馬同様、大きすぎるのも良くないですが、500kg台くらいまでは特に問題なさそうです。


6.価格別

価格別牡馬
Spe_kakakubetsu_boba

 牡馬を価格別で見ると、6,000万円以上の超高額帯以外は、どの価格帯も似たような感じです。6,000万円以上の馬は数が少ないですし、唯一の長打であるゴルトブリッツがいますので、それだけで高額馬が良いとは決めつけられないですね。
 どちらかというと、牡馬は母方の血統の良さをあまり多くは受け継がない感じなのかなと思います。


価格別牝馬
Spe_kakakubetsu_hinba

 牝馬のほうは、そこそこの値段の馬のほうが良さそうかなあというくらいの感じで、あまりハッキリしたことはわからないです。ただ、すごい良血牝馬につければ、またブエナビスタやシーザリオみたいな生まれる可能性はあると思います。超良血の牝馬が生産されるか、さらにクラブに募集されるかというと、今後は非常に可能性は低いと思いますが、もし出てきたら注目する価値はあるのではないでしょうか。


7.まとめ

 スペシャルウィークは歴史的名牝を残し、さらに最近は母父としても注目されていますね。牡馬に出ると、父の種牡馬能力を超えられない感じですが、牝馬に出た場合は、その限界値を超えたような馬が出現する可能性があります。母父としても、今後成績を上げていくような気がします。

 ただ、自身の種牡馬成績自体は安定しないので、社台SSから出て行ったり、また戻ってきたりと、色々な毀誉褒貶があって難しい立場にあります。牡馬は見栄えがしても、意外と大物にはならない場合も多く、その辺が生産する側からすると難しさがある馬なのでしょう。

 出資する側としては、今後は高馬は出てこないと思いますので、基本的には中庸な牝馬で良さそうな馬がいたら考えるという感じがいいかもしれません。価格は中庸でも関西所属の牝馬でそこそこ馬格がある馬がいたら、考えてもいいかもしれないですね。


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April 08, 2014

ジャングルポケットの実力2014

 種牡馬の実力2014シリーズのメインの部分はすでに終えましたが、まだ数頭、募集馬の選定上大きな影響はないものの、捨てるに忍びないというか、いわゆる「鶏肋」とでも言いましょうか(三国志を読んだことがない方、意味不明ですいません)、そういう種牡馬がいます。今日はジャングルポケットのデータを見ておきたいと思います。

 競馬と関係ないですが、ジャングルポケットというと、最近はお笑い芸人の方たちのほうが有名というか、検索エンジンでも上に上がってきます。お笑い芸人の方を検索した方が、間違ってこのブログに来てしまわないか少し心配ではありますが、どうにもなりません。もし、そういう方がいらっしゃいましたら、ガッカリさせてすいません。


1.全馬
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 全体で見ると、回収率は牝馬のほうが高くなります。ただ、打率は高くなく、一部の馬、要するに今回のデータだと、アヴェンチュラとアプリコットフィズが回収率を押し上げているだけということです。
 この種牡馬の特徴としてすぐにわかるのが、打率が低く、三振率は高く、しかしながら、たまに長打も出るということです。野球だったらあまり使い道のない打者という感じですが、一発の魅力はあるという感じでしょう。


2.社台G
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 社台Gの生産馬は全体の半分ほどです。社台Gの生産馬に限ってみても、やはり打率は低いです。確かに一発はあるんですが、それにしても社台G生産馬でこの打率というのは、かなりギャンブル要素の高い種牡馬と言えるでしょう。それでも牝馬は頭数が少ない割には長打は出ていますので、これはこれで立派と言えるでしょう。


3.その他
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 社台G以外の生産馬で見てみると、牡馬は打率が大幅アップします。社台G生産馬の牡馬は、募集価格自体が高いので打率は低くなってしまいますが、社台G以外の生産馬であれば、価格的に抑えられているので、募集価格まで回収できている馬も多いということでしょう。要するに、牡馬であれば、そこそこ稼げている馬は多いということになります。
 ただ、牡馬、牝馬ともに三振率は高く、確実性は高くないですね。


4.社台G牧場別
Jungle_shadai_bokujoubetsu

 牧場別では、社台FとノーザンF生産馬が頭数もそこそこいます。白老Fと追分Fは頭数が少なすぎますので、あまり参考にはなりません。目立つのはやはり社台F生産の牝馬でしょう。3頭中2頭がアプリコットフィズとテイラーバートンになるのでデータは高くはなるのですが、どちらも2007年産馬。最近はこれといった活躍馬が出ていません。ただ、条件にハマる馬が募集されるのであれば一考の価値はありそうです。


5.体重別

体重別牡馬
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 牡馬は小さい馬はほとんどいません。大きすぎて良いということもなさそうです。450kg台~500kg台くらいが良さそうです。ただまあ、ほとんどの馬はこの間に入ってくるでしょうから、基本的には小さすぎたり大きすぎたりしなければ、あまり神経質になる必要はなさそうです。


体重別牝馬
Jungle_taijubetsu_hinba

 牝馬の方も、妙に小さすぎたり、大きすぎたりしなければ特に問題なさそうです。打率が低く、走る馬と、そうでない馬の差が大きい種牡馬なので、こういう体重別のデータとかは、あまり意味がないのかなとも思います。


6.価格別

価格別牡馬
Jungle_kakakubetsu_boba

 価格別で見ても、ほとんど参考になるようなデータは得られないですね。低価格帯の回収率が高いのは、社台G以外の生産馬で募集価格が安い牡馬が、そこそこ稼いでいるためです。ただ、長打が出るほどではなく、注目するほどの内容ではなさそうです。


価格別牝馬
Jungle_kakakubetsu_hinba

 牝馬は表を見る限りは高い馬のほうが将来性が高いように思いますが、なんせ全体としての打率が低いので、個別の馬によるところが大きいです。クィーンスプマンテのように、過去には低額馬から活躍馬も出ていますので、高ければ良いというわけではないと思います。


7.まとめ

 トニービンの貴重な後継種牡馬なのですが、印象としては、とにかく当たり外れが大きいと感じます。当たればホームランを含む長打コースが多いのですが、それ以上に豪快な三振も見せてくれる。プロ野球でよくいる、評価が微妙な助っ人外国人のような感じでしょうか。

 確かに活躍馬も多く出しているのですが、クラブ馬としては、牡馬ではそんなに活躍馬はいません。タスカータソルテが目立つくらいです。牡馬は結構見栄えがする馬が多いので、クラブ以外での引き合いが多かったのでしょうか。

 逆に、牝馬は過去にはトールポピー、アヴェンチュラの全姉妹をはじめ、クィーンスプマンテやアプリコットフィズなどがいて、頭数の割に、長打率が非常に高いです。

 牡馬は意外と値が張るせいもあって、回収率、打率ともに高くないので、一発を狙いうならやはり牝馬のほうが面白そうですね。クィーンスプマンテ(840万円)、アプリコットフィズ(1,800万円)、などの低価格帯の活躍馬はいずれも社台F生産馬ですので、このあたりを狙ってみるのも面白いかもしれません。

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March 30, 2014

キングカメハメハの実力2014(その2)

 キングカメハメハの実力2014の続きです。なお、価格別、クラブ別のデータは、全牧場生産馬を対象としています。キングカメハメハ産駒は、社台G生産馬以外もデータ上無視できないと考えましたので、全牧場生産馬のデータで集計しています。


6.価格別

価格別牡馬
Kame_kakakubetsu_boba

 牡馬を価格別で見た場合は、やはり高額馬ほど成績が良いという傾向になると思います。2,400万~2,999万のところの回収率が非常に高いのは、ロードカナロア、グランドシチーが含まれているからですが、回収率と長打率以外は高くありません。基本的には、高額馬、特に社台G生産の6,000万円以上の超高額帯の成績が抜けて良いです。
 キングカメハメハ産駒の高額牡馬は、超良血馬が多いので、価格は青天井です。最高額は1億8,000万円のルーラーシップまでいます。それでも、その超高額馬のほとんどが活躍していて、高額馬の信頼性は非常に高いです。8,000万円のローズキングダム、1億2,000万円のトゥザグローリー、1億6,000万円のソリタリーキング、ルーラシップなど。
 中途半端な血統でそこそこの価格の馬よりは、血統的に超良血と言い切れるような馬のほうが、結果として回収できる可能性が高くなっています。


価格別牝馬
Kame_kakakubetsu_hinba

 牝馬のほうは、それなりに値段が高めのほうが長打は出ているのですが、回収率などは、価格によってそれほど大きな差はなさそうです。牝馬のほうは、3,200万以上の一番高額帯の部分で結果が出ていないのが気になります。牝馬は、あまり母系の血統レベルや価格を気にしすぎないほうがいいかもしれません。


7.クラブ別

クラブ別牡馬
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 クラブ別の牡馬では、サンデーRが回収率・長打率ともに抜けている感じですね。平均価格も高いですし、それだけ良血繁殖につけて確実に結果を出してきたということでしょう。ただ、キンカメ産駒全般的には、サンデーRといえども打率は高くなく、それなりに当たり外れは大きい感じです。


クラブ別牝馬
Kame_kurabubetsu_hinba

 牝馬は社台RHとグリーンが良いですね。この2つのクラブは、牝馬全体の成績も良いところです。社台F生産馬が主体のクラブでは、キンカメ牝馬はそれなりに平均的に成績を出せている感じです。
 ノーザンF生産馬主体のサンデーRも長打はありますし、打率は低いですが、そこそこの馬を出している感じでしょうか。キャロットは頭数が多い割に、回収率、打率とも低く、キンカメ牝馬は、あまり良い馬は来ていない感じですね。


8.まとめ

 芝、ダート、短距離、中距離、どんな条件でも活躍できる産駒を出すキングカメハメハは、クラブでもディープインパクト産駒に次ぐ人気の種牡馬でしょう。最近ではディープ産駒に人気が集中するのであれば、その隙をついてキンカメ産駒を狙うという戦法も有効でしょう。
 クラシック向きの馬を重視するならば、やはりディープインパクト産駒のほうが適しているのかなとも思いますが、芝のクラシックディスタンス以外にも目を向けるなら、よりオールラウンダーに近いキンカメ産駒のほうが面白そうです。

 データから見た場合には、やはり牡馬のほうが魅力的ですね。特に超良血の高額クラブ馬は、ほとんどの馬が結果を出していると言ってもいいほど成績が良いです。ローズキングダムの母はローズバド。ソリタリーキングはヴァーミリアンの半弟。ルーラーシップの母は言わずと知れたエアグルーヴ。トゥザグローリーの母はトゥザヴィクトリー。トゥザグローリーの全弟のトゥザワールドもすでに弥生賞を勝って重賞勝馬になっています。これらは超良血馬なので、活躍して当然というところもありますが、そうは言っても、良血馬でも結果が出ないことも多いのが競馬の世界です。良血牝馬につけて、結果を出せるキングカメハメハは、牝系の能力を素直に引き出せる馬なのでしょう。だからこそ、色々な繁殖に応じえ、オールラウンドに活躍する産駒を出せるのかもしれません。

 牡馬のポイントは、前にも言っていますが、まずは関西牡馬でノーザンF生産馬ですね。回収率231.2%、打率0.417、長打率0.333、三振率0.167と高い値になります。ただ、よく見ると、この区分でも6,000万未満の馬はあまり活躍しておらず、結局のところ高額の良血馬が安心確実なのかなと思います。6,000万円以上のノーザンF生産牡馬で区分すると、回収率261.3%、打率0.556、長打率0.556、三振率0.000となります。勝ち上がり率は100%で最も安定した区分なのではないかなと思います。
 あとは、馬体重のところでも触れたように、大きめの馬が良さそうです。大きめの馬が凄く良いと思いがちですが、実際にはそんなに大きくなくても、ローズキングダムやソリタリーキングなどの活躍馬もいますので、絶対条件ではありません。どちらかといえば、大きいほうが安心できるという感じでしょう。

 牝馬のほうは、データからはこれといったポイントはなく、悪くはないものの、積極的に買いたい条件というのもないです。とりあえずは小さすぎる馬は割り引くとして、あとはデータ以外の要素で絞ったほうがいいかもしれないですね。


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March 26, 2014

キングカメハメハの実力2014(その1)

 今日は、ディープインパクトとリーディングを争う、キングカメハメハについてです。現状まさに、ディープインパクトを伏竜とするならば、キングカメハメハは鳳雛といったところでしょうか。伏竜鳳雛のどちらかを得られれば天下も得られるとか。まさに、そんな言葉もあながちデタラメではなくなりつつある最近の傾向です。

 ちなみに、種牡馬の実力2014シリーズは、今回で第一部完結というか、主要な種牡馬は終了です。今まで見てきた種牡馬以外に、ジャングルポケット、スペシャルウィーク、デュランダル、アドマイヤムーン、タイキシャトル、ダンスインザダーク、フレンチデピュティ、タニノギムレットも一応データはあるので、今年の募集開始時期までには、暇をみて付け加えて行こうかと思っています。


1.全馬
Kame_zentai

 全体として見ると、回収率・長打率ともにステイゴールドに次ぐ値です。ただし、打率と三振率はそんなに褒められるほどの値でもなく、馬ごとの個体差が大きいように思えます。
 牡馬は回収率、長打率が非常に高く、打率も結構良いですね。ただし、やはり三振率だけはディープインパクトやハーツクライに比べるとかなり高いと感じます。
 牝馬は牡馬に比べると全体的に低い値ですが、全馬データと比較した場合には、全部の項目で平均を超えています。昨年調べたときは、牝馬はかなり厳しいという感触でしたが、回収率なども上がってきています。キングカメハメハ産駒全体が底上げされている印象がありますので、今後は牝馬も無視できないですね。


2.社台G
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 社台G生産馬で見ると、打率が大きく下がってますね。社台G生産馬の場合は、募集価格が高いだけあって、そこまで稼げない馬も結構多いということでしょう。やはり、基本的には当たり外れは大きい種牡馬だということだろうと思います。
 全体のところでもそうですが、関東と関西の差が凄いですね。特に牡馬はかなりの開きがあります。意図的に振り分けているのか、それとも関西の水が合うとかでしょうか。まあ、高額牡馬のほとんどが関西所属で、かつ、その高額牡馬が結果を出しているのでこの結果になったというところでしょう。とにかく関西牡馬は抜けた成績です。


3.その他
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 キングカメハメハ産駒は、社台G以外の生産馬も活躍しています。長打も多いです。キングカメハメハ産駒はどんな繁殖につけても、それなりの結果を出す可能性がある種牡馬ということでしょう。ただ、三振は多いので、安定感があるわけではないです。それでも心強いデータですね。
 こちらもやはり関西馬が圧倒的に優勢です。


4.社台G牧場別
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 社台G内の牧場別では、やはりノーザンF生産馬が良いですね。特に牡馬は抜けています。数も多いですし、それだけ良血繁殖を用意してキングカメハメハの成功を後押ししたということでしょう。牡馬はノーザンF以外の生産馬はあまりパッとしない感じです。
 一方牝馬は、どの牧場も一長一短あって難しいですね。ノーザンF生産馬の数が多いですが、牡馬のように結果が出ているわけではありません。回収率はどの牧場も似たり寄ったりですから、あまり牧場別にこだわる必要はないでしょう。


5.体重別

体重別牡馬
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 キングカメハメハの牡馬は大きい馬が良いイメージで、やはりだいたいの牡馬に共通する通り、440kg台以下は厳しい感じですね。平均450kg台以上でレースに出れるようならば、ひとまず安心でしょう。
 やはりイメージ通り、大きな馬が安心できる感じで、490kg台以上の馬だと、回収率246.9%、打率0.370、長打率0.185、三振率0.074、となります。中サイズの馬も悪くはないのですが、迷ったら大型馬のほうがよさそうです。


体重別牝馬
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 牝馬のほうは、体重は小さすぎたり、大きすぎたりしなければ良いという感じでしょうか。430kg台~490kg台くらいであれば問題なさそうです。


 次回、価格別、クラブ別とみて、最後にまとめていきます。

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March 19, 2014

ディープインパクトの実力2014(その2)

 ディープインパクトの実力2014の続きです。価格別、クラブ別は、社台G生産馬のみで集計しています。


6.価格別

社台G生産価格別牡馬
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 牡馬はほとんどの馬が4,000万以上で、あまり価格別で集計する意味がないですね。2,000万円台で募集される馬は今後は存在しないでしょう。サンデーサイレンス産駒がいたところと同じで、最低5,000万くらいの値付けになっていくのかもしれません。まだ3世代しかいませんので、元々の募集価格が高額なのもあって、高額の馬のほうが回収率は低くなってしまっています。今後高額馬も賞金を順調に積み上げていくことにより、次第に平均化していくと思われます。
 三振率はほとんどゼロで、6,000万以上のところで三振が出ていますが、これはシルクで募集された、ちょっと募集経緯が特殊な馬でもあったので、除外して考えてもいいのかもしれません。
 牡馬はとりあえず、それなりに値段に素直な活躍をすると考えてよいでしょう。


社台G生産価格別牝馬
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 牝馬は価格別に見ると、高いほど良い傾向にあることがわかります。価格が上がるにつれ、三振率が下がり、長打率が上がる。打率や回収率も高額馬のほうが高いですから、母系のレベルを素直に反映させている傾向にあると言えるでしょう。つまり、ディープの牝馬は、母系の良さを素直に引き継ぐ馬が多いということかもしれません。
 データを見る限りは、牝馬はやっぱり高額馬が狙い目ですね。ジェンティルドンナがデータを引き上げているとはいえ、打率も長打率も高く、三振率も低いのですから、非の打ちどころはありません。あまりひねくれた考え方はせずに、ここはデータを真っ直ぐにとらえたほうがよさそうです。


7.クラブ別

社台G生産馬クラブ別牡馬
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 クラブ別で見ると、牡馬の回収率は意外なことに、キャロットが昨年までの通算では一位になります。社台・サンデーは価格が高い牡馬に思ったほどの爆発がなかったのが影響したでしょうか。ただ、牡馬はまだこれから賞金を積み上げていく馬が多いと思うので、今後は変わるかもしれません。今のところは社台・サンデー・キャロットの三つ巴の争いというところでしょうか。
 それにしても、募集価格の平均値の高いこと。改めて見るとびっくりしますね。


社台G生産馬クラブ別牝馬
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 牝馬はサンデーRが抜けていますね。場外ホームランがあるので、回収率は当然としても、長打率の0.250というのは本当にすごいですね。サンデーRのディープ牝馬が活躍するというのは誰もがわかっていることではありますが、改めて凄いと感じます。問題は人気なのでなかなか出資できないということですね。
 他では、社台RHはやはり牝馬に強い感じでデータも良いですね。東京サラブレッド、G1レーシングも狙い目がありそうです。
 まだ3世代分しかいませんので、この辺のデータもまだまだこれから変化があるでしょう。


8.まとめ

 ディープインパクト産駒も今年のクラシックで4世代目を迎えます。すでにダービーもオークスも産駒が制しており、クラシック向きの馬を狙うなら、外せない種牡馬になりました。

 データから感じるディープ産駒の特徴は、まず第一に、とにかくクズを出さないということ。もともとそれなりの繁殖レベルの牝馬につけられているわけですから、早々クズが出ないというのはわかりますが、それにしてもすごいなと思います。いくら牧場側が力を入れて、繁殖のレベルを上げて種付しても結果が出ない種牡馬もいるわけですから、ここは素直に評価したいと思います。

 次に、怪我が少なく、特に、デビューまでの間に故障する馬が少ないと感じます。もちろんゼロではないですし、競馬場に行ってから故障してしまう馬もいますが、それでも少ないほうだと思います。
 普通、競走能力が高ければ、怪我が起きやすいのですが、ディープ産駒の場合は、あまり馬体が大きくない馬が多いからなのか、仕上がりやすい馬が多いようです。まずはデビューしてもらわないことには始まらないわけですから、これは安心できる要素です。

 あとは、偏りが少ないということも特徴だと思います。馬体重で見ても、特定の範囲に偏るということがほとんどないです。小さくても大きくても活躍馬を出していますし、素軽いタイプもいれば、パワータイプもいるのですが、どういうタイプであっても、現状はそこそこ活躍できていると感じます。素直に気に入った馬を選んで良さそうな感じです。

 そうは言っても、良いことばかりではありません。問題は値段との折り合いということになるでしょう。もう種付け料も2,000万円にまで達してしまいましたし、今後はさらに募集価格の高騰が予想されます。
 クラブ馬もかなり活躍している印象であるにもかかわらず、平均すると回収率が100%を超えないのは、単純に募集価格が高いからです。もちろん、何度も言うように、まだ3世代分のデータですから、来年以降で回収率は上がってくるはずですが、それでも、募集価格の高さが足を引っ張って、回収率の平均値自体はそんなに高止まりはしないと予想します。

 そうすると、やはりハイリスク・ハイリターンの種牡馬ということになるでしょう。データから見る限りはハイリスクと言えるような要素はないのですが、個別に考えれば、1億円の馬を買って故障ということもゼロではないわけです。そういうリスクは常に背負わざるを得ないということです。

 一方で、虎穴に入らずんば虎児を得ず、ということで、出資しなければクラシックの夢も見られません。ディープ産駒は、京都、阪神、東京のコースに強く、クラシック5レースのうち、4レースがこれら3コースで行われるのですから、その適正は恐るべしです。今後もクラシックレースではディープ産駒がその能力をいかんなく発揮するでしょう。

 話が脱線しますが、CSのフジテレビで「競馬予想TV」という番組があり、私はだいたい毎週見ています。毎週4~5人の予想家さんが各週のメインレースについて議論するのですが、その予想家さんの中に、血統ビームとかの書籍を書かれている亀谷氏がいます。
 先日の番組で、亀谷氏が、「3頭以上ディープ産駒が出走するなら、とりあえず買っておいたほうがいい」と言っていました。他の予想家からは、そんな予想でいいのか、とか、予想家としてそれでいいのか、などの言葉も飛び交っていましたが(笑)、「そうはいっても、来るんだから仕方ないでしょ。他の予想した馬が来てるのに、ディープ産駒を嫌って外れたら悔しいでしょ」と亀谷氏が言っていました。
 私も実にその通りだなあと思いました。少なくとも、現時点の日本の芝レースは、ディープ産駒を中心に展開されていると考えて間違いないところなので、できればうまい具合にディープ産駒と付き合っていきたいですね。

 前置きが長くなりましたが、データからの狙い目を考えてみましょう。牡馬は、本来のディープ産駒らしくないということで嫌われるのであれば、あえて大きめの馬を狙ってみるのもアリだと思います。500kg台以上のディープインパクト産駒としては明らかな大型馬は、父のような飛ぶような走りはしないかもしれませんが、馬体重のところで見た通り、狙う価値はありそうです。大型馬は故障しそうということで人気が今一つのようであれば、あえて狙ってみる価値があるところかもしれません。

 牝馬は単純に良血の高額馬を狙えばいいでしょう。なんのひねりもありませんが、それが今のところの正解だと思います。問題は、間違いなく高実績が必要か、又は、厳しい抽選をくぐ抜ける必要があるということでしょう。

 自分の出資予定リストにディープインパクト産駒を入れるか入れないかで、各クラブにおける出資時の作戦も変わってくるでしょう。そう考えると、常に全出資者に対して影響を与えている種牡馬と言えそうです。

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March 18, 2014

ディープインパクトの実力2014(その1)

 お待たせしました。いきなり本丸に到達です。これで終わりではありませんが、先にディープインパクトについて見ておきたいと思います。


1.全馬
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 まず目立つのは、牝馬の回収率ですが、これは多分にジェンティルドンナ1頭が影響していると言えます。これだけだと牝馬が良いとは言えないですね。しかし、ディープ牝馬は長打率も高く、長打率の高さは牝馬では特筆ものだと思います。今まで色々な種牡馬を見てきてわかるように、牝馬が長打を出すのは基本的に難しいわけです。だからこそ、牝馬のほうが募集価格も安いわけです。しかしながら、ディープインパクト産駒に限っては、その常識を打ち破るくらい牝馬が活躍していると言えるでしょう。

 それから、もう一つ特徴的なのが、三振率の低さです。全体の三振率はハーツクライ産駒よりも低く、全種牡馬でナンバーワンです。さらに、クラブ牡馬に限れば、中央競馬で掲示板に載れないような産駒が出てくる確率は、およそ30頭に1頭です。いかにクズを出さないかがわかります。私自身は、あまり勝ち上がり率という指標は重視していないのですが、クラブのディープ牡馬に限れば、勝ち上がり率は実に87%。さらに関西馬に限れば93%の勝ち上がり率となります。本当に驚異的な勝ち上がり率です。

 いきなり結論みたいな話になってしまいますが、ディープインパクトの種牡馬としての能力は疑うべくもないです。むやみにディープインパクト産駒に逆らうのはやめたほうがよさそうです。ちなみに、ディープインパクトも2008年産が初年度産駒で、ハーツクライ同様3世代しかいませんから、その実力たるや、本当に恐るべしです。


2.社台G
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 社台G生産馬で見てみても、やはり牝馬が頑張っていますね。特に関西馬です。関西馬は、なんと牝馬のほうが長打率が高くなってしまっています。牡馬のほうが募集価格が高いのに、牝馬のほうが長打が出る確率が高いというのは、値付けの根本がゆらぐ事態にもなりかねません。

 ただし、これには少し裏があって、牝馬のほうが仕上がりが早く、若いうちに賞金を稼ぎやすいというのはあると思います。今回のデータは、あくまで2013年末時点でのデータですが、その後、ラストインパクト、ハーキュリーズが獲得賞金1億超えで長打となっており、牡馬はこれからまだまだ長打が出る可能性が高いです。
 おそらく、4世代分のデータが揃ってくる来年のデータでは、長打率は牡馬が追い越すでしょう。

 同じことは回収率についても言えそうです。牡馬の回収率は、全馬総合データの回収率を下回ってしまっており、これだけみると、なんだディープはダメじゃないかとも思えます。しかし、これは牡馬の場合各馬の募集価格が非常に高いのが影響して、まだ募集価格を回収するところまで行っていない馬がたくさんいるということだと思います。牡馬のほうが息が長いですから、やはり回収率も来年データを取ればもっと良くなってるのかなと思います。ただ、募集価格のほうもしばらく青天井が続くかもしれませんので、その辺の兼ね合いでデータは変わってきそうです。


3.その他
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 社台G以外の生産馬もそれなりにクラブに出てきています。牡馬の回収率はディープブリランテが引っ張り上げている感じですが、他の牡馬も長打はないものの頑張っていると言えるでしょう。
 牝馬は、社台G生産馬とうってかわって、急に普通の種牡馬の産駒になってしまった感じです。おそらくですが、ディープの牝馬は、母系の血統レベルに素直に受け継ぐタイプが多いのではないかと推測されます。これは後で出てくる価格別にも関連するので、そこで再度言及します。


4.社台G牧場別
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 社台G内部の牧場別では、やはり社台FとノーザンFが良いですね。ノーザンFのほうがもっと抜けた成績なのかなと思いましたが、クラブで見る限りは、平均するとそんなに極端な差はないですね。ノーザンFの牝馬はジェンティルドンナのせいもあって、回収率が抜けていますが、それ以外は、社台F産とノーザンF産で特別な開きはないです。
 白老F産と追分F産も普通に考えれば悪いデータではないのですが、長打が出てないのが残念です。今年になってから、ラストインパクトが賞金を積み増して長打に該当していますので、実は白老Fからも長打は出ています。そう考えると、ディープ産駒であれば、そんなにどの牧場産かは気にしなくていいのかなとも思います。


5.体重別

体重別牡馬
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 ディープ産駒は小さいというイメージがあります。実際、確かに牡馬でも小さい馬も結構多く、しかも、小さくてもそこそこ走っています。430kg台以下の牡馬だと、13頭いて、回収率65.3%、打率0.308、長打率0.077、三振率0.077、となり、悪い数字ではありません。フレールジャックがここに入ります。したがって、他の種牡馬ほどには馬体の小ささがネックになることはなさそうです。
 と言いつつも、500kg台以上で区分してみると、7頭いて、回収率234.2%、打率0.429、長打率0.286、三振率0.000、となり、 狙い目としては大型馬のほうが今のところ面白そうです。リアルインパクト、ディープブリランテ、ファイナルフォームなんかがここに入ります。

 ディープ産駒の牡馬に関しては、基本的には、そんなに馬体重を気にする必要はなさそうです。


体重別牝馬
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 ディープ産駒の牝馬は、大きい馬というのはほとんどいないです。ステイゴールド産駒と似ていますね。そうは言っても、小さすぎるのもあまり良いとは言えず、410kg台以下だと、9頭いて、回収率37.3%、打率0.111、長打率0.000、三振率0.111、となってしまいます。それでも9頭中5頭は勝ち上がっていますので、他の種牡馬の様に小さいから全然ダメとまでは言いきれない感じでしょうか。
 あまりデカすぎても良くない感じなので、ベストは430kg台から460kg台ということろでしょう。ただ、これも牡馬同様、馬体重によって、そんなに大きな差が出るわけではないので、あまり馬体重にこだわる必要はないと思います。


 次回は、価格別、クラブ別を見てからまとめていきます。

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March 11, 2014

ハーツクライの実力2014(その2)

 ハーツクライの実力2014の続きです。価格別、クラブ別は社台G生産馬のみのデータで集計しています。


6.価格別

社台G生産価格別牡馬
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 牡馬のほうは、1,800万~2,399万のところの回収率が飛び抜けていますが、これはウインバリアシオンがいるからです。全体として、価格が高くなるほど回収率が下がっていますが、これは3世代しかいないことの影響によるものと思います。ハーツクライは特に古馬になってから長めの距離で好成績を挙げる馬も多いため、高額馬の中には現役馬で、まだその本領を発揮していない馬もいるでしょう。この辺りは、来年以降にはまた違ったデータになっていると思います。
 実際、三振率のほうは値段が高くなるにつれ、下がっていく傾向ですから、価格と成績に逆進性があるわけではありません。そうは言っても、今のところは、1,800万以上4,000万未満くらいの、中価格帯のところで、長打が出ていますし、打率も良いですよね。ディープインパクト産駒と違って、青天井の値段にはならないでしょうから、このあたりを狙っていくのも手かもしれません。


社台G生産価格別牝馬
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 牝馬の方では、とにかく三振率の低さが目立ちます。1,400万以上の馬ならば、必ず掲示板には乗るということになりますから、素晴らしい安定性です。回収率は値段が上がるにつれ下がっていますが、これは先ほど牡馬のところで説明した理由と同じです。とにかくクズが出ないので、みな賞金を稼いできます。そうすると、募集価格が低い馬から順に回収率が高くなっていくということです。牝馬の方も来年以降のデータでは、おそらく回収率はもっと平均化してくると考えられます。


7.クラブ別

社台G生産馬クラブ別牡馬
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 クラブ別では、やはり種牡馬自身の出身母体である社台RHが頭数も多く、牡馬では長打も出ています。他のクラブもグリーン以外は悪くはないです。来年以降データは変わっては来るでしょうが、それでもクラブによる偏りはそんなに出ないんじゃないかなと思います。


社台G生産馬クラブ別牝馬
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 牝馬のほうはグリーンがトップですが、1頭しか対象馬がいませんので、意味あるデータではないです。社台RHの回収率が低いのは、ちょっと値段が高めの馬が多いからでしょうね。来年以降どう変化してくるかでしょう。


8.まとめ

 ハーツクライの種牡馬成績を語るには、ディープインパクトの存在を抜きには語れないでしょう。現時点で最高の種牡馬であるディープインパクトと同じ年度から供用開始となっているため、当初は注目が低くならざるを得ませんでした。
 ディープ産駒よりは価格も安かったものの、同じ新種牡馬ならば皆ディープインパクト産駒のほうに目が行くのは当然のことです。そんな中、ウインバリアシオンが出て、怪物相手に善戦を繰り返していました。普通だったらとうにG1馬となっているはずですが、なかなかG1のタイトルに手が届きませんでした。
 昨年の天皇賞(秋)でようやっとジャスタウェイがG1を勝って、ついにG1馬が誕生。ハーツクライの種牡馬としての可能性に再度注目が集まっているというのが現状でしょう。

 ハーツクライの今回のデータは3世代分しかないのですが、他の4世代分のデータがある種牡馬を十分凌駕する好成績を残しています。

 牡馬は、打率も高く、長打もあって、三振は少ない。まさに野球だったらクリーンナップを打てる存在でしょう。回収率も良く、非常に安定した成績を出せる種牡馬です。
 データからは、社台G生産の関西の牡馬が、やはり長打の出る土壌と言えます。さらに、出走時平均の馬体重が490kg台~520kg台に絞り込むと、7頭いて、回収率346.0%、打率0.714、長打率0.429、三振率0.000、となり、かなりの高確率で当たりが出そうです。530kg台以上とか、あまり大きすぎると仕上がりや健康面も心配になりますが、それなりに大きさがあって500kg前後の関西牡馬が、今のところの大当たり候補となりそうです。

 牝馬は、牡馬とは違って、長打は出ていません。そのかわり、出走できた馬に限れば、中央で掲示板に乗れなかった馬もおらず、とにかくクズを出さないというのが最大の特徴でしょう。
 牝馬の回収率が、募集価格が上がるにつれて下がっているのは、ある程度のところで頭打ちになってしまうという、ハーツクライの牝馬の特性が表れているとも言えるかもしれません。3,000万~5,000万くらいの賞金を稼げる馬は結構いるのですが、突き抜ける馬は一頭もいない。しかしながら、クズも出さない。ある意味個体の能力にあまりブレが出ないというのが、今のところのハーツクライ牝馬の特徴かもしれません。
 ただし、クラブ外にも目を向ければ、1億円以上稼いでいる牝馬もいるわけですから、数は少ないでしょうが、これから長打が出る可能性は十分にあると思います。
 牝馬は特にデータに偏りがあるということはないのですが、馬体重のところで触れたように、思い切って小さい馬を狙うというのは面白いかもしれませんね。狙い方としては、いきなり最優先とか第一希望で狙うというのではなく、ハズレ1位的な押さえで狙うというのはアリかもしれません。通常は小さい牝馬は、まず間違いなく人気にならないところです。抽選等で上手くいかなかったときに、長打はあきらめ、確実性を求めて余っている小さめのハーツクライ牝馬に賭けてみるというのは裏技として覚えておいても損はないでしょう。

 あと最後に、ハーツクライは当たり配合があって、母父ストームバード系と非常に相性がいいですね。母父ノーザンダンサー系全体と相性がいいのですが、特にストームバード系とは相性が良さそうです。社台G生産のクラブ馬で見ると、6頭いて、回収率361%、打率0.833、長打率0.333、三振率0.000となります。ウインバリアシオン、ステラロッサの長打もそうですし、それ以外でも、マイネルシュライ、コレクターアイテム、レッドシェリフと頑張っている馬が該当します。この配合から今後大物が出ても何ら驚けないと思います。

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March 10, 2014

ハーツクライの実力2014(その1)

 第9弾はハーツクライの実力2014です。いよいよ本丸に近づいてきた感があります。
 なお、ハーツクライは今回のデータの対象となるのは2008年産~2010年産の3世代分のみです。他の4世代分産駒がいる種牡馬に比べると、回収率、打率及び長打率において不利な状況となっています。その点ご注意ください。


1.全馬
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 まだ3世代分しか産駒がいないのですが、回収率、打率、三振率とも文句なしに良いデータが出ています。残念なのは牝馬でまだ長打がないことくらいでしょう。
 牡馬、牝馬ともに打率は4割近くに達しています。まだ3世代しかおらず、他の4世代いる種牡馬に対してビハインドがあるはずですが、このデータは心強いですね。もちろん4世代目が三振ばかりだったらデータは悪くなるわけですが、そういう大崩れは考えにくいですね。
 データ上は関東牝馬と関西牡馬のデータが良いです。


2.社台G
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 ハーツクライ産駒のクラブ馬は、9割が社台G生産馬となりますので、1の全馬のデータとあまり変化はないです。やはり関東牝馬と関西牡馬のデータ良く、関東牝馬は三振率ゼロです。牝馬で三振率ゼロというのは非常に珍しいですね。


3.その他
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 社台G以外の生産馬は非常に少ないので、データとしてはあまり意味がないですね。あえて言うなら牡馬のほうが良さそうということくらいでしょうか。


4.社台G牧場別
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 社台Gの牧場別では、やはりノーザンFが抜けて良いですね。ウインバリアシオンがいるので回収率が高いのは当然ですが、ノーザンF生産馬の三振率がゼロというのには驚きますね。ノーザンF生産クラブ馬の牡馬も牝馬も全馬最低でも掲示板には載っているわけですからね。これぞまさに、クズを出さない種牡馬の典型と言えるでしょう。
 ノーザンFが目立っていますが、社台G内の他の牧場も全然悪くはないというか、他種牡馬と比較したら十分良いと言えるデータですね。追分Fの牝馬がちょっと残念な感じですが、牝馬も他の3牧場はすべて回収率は100%を超えていて、打率も良いです。安定感なら全種牡馬の中でもトップでしょう。


5.体重別

体重別牡馬
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 牡馬を馬体重別で見てみましょう。ハーツクライ産駒の牡馬には馬体重による偏りはあまりないですね。牡馬の一般的事項の通り、450kg以上あればまったく心配ないでしょう。
 大物狙いを考えるのであれば、490kg以上が良いかもしれません。回収率207.8%、打率0.500、長打率0.167、三振率0.000、となり、長打がある上に三振ゼロという素晴らしい成績です。ウインバリアシオン、ギュスターヴクライ、ステラロッサといった牡馬の長打はすべてここに入ります。クラブ馬ではありませんが、ジャスタウェイなんかも490kg台以上になると思うので、説得力のあるデータではあります。


体重別牝馬
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 牝馬は馬体重別に見ると非常に幅広く、400kgに満たない馬から、500kg台の馬までいます。牝馬のほうも、特に馬体重による偏りはあまり感じられません。非常に珍しいのは、430kg台以下で区切ると、5頭いるのですが、回収率154.3%、打率0.800、長打率0.000、三振率0.000となり、非常に安定してます。牝馬ですし、元の値段が安いから打率が高くなるというのもあるのですが、それでも立派なデータだと思います。ハーツクライの牝馬は小さいからといって、それだけで切り捨てるのは早計かもしれません。
 逆に、490kg台以上の大きい馬で区分すると、4頭しかいませんが、回収率10.4%、打率0.000、長打率0.000、三振率0.250、となります。ハーツクライの牝馬は、大きすぎるのはちょっと注意したほうがいいのかもしれません。


 次回、価格別、クラブ別と見てからまとめていきます。

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